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パソコンスキルの心技体

エクセルVBAを覚えるというのは、料理を覚えるようなものだな、と

2013年5月25日
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エクセルマクロ・VBA達人養成塾 小川です。

最近、ある受講生とメールでやりとりしていて思ったことをひとつ。

エクセルVBAを覚えるというのは、料理を覚えるようなものだな、と。

エクセルVBAでプログラムを書くといっても、道具も、書き上がるコードの中にでてくる個々の命令も、特段変わったものはないわけです。

言ってみれば、「枯れたテクニック」です。知っている人なら、誰でも知っている。
僕は、枯れたテクニックの、覚え方というか、覚える順番を整理して、「この順番で伝えれば伝わるだろう」という順番でお伝えしているわけです。

包丁の使い方とか、煮物を作るときの調味料のバランスとか、いつどのタイミングで調味料を煮立たせ、どのタイミングで素材を鍋に入れるのか。
きちんとしあがっているかどうかのテストはどのようにするのか、とか、そういうことですね。

もっとも、枯れたテクニックでも、使い道はいろいろですので、そこは希望ですね。
マクロは枯れたスキルですけど、それを使う人のアイデアの組み合わせ次第で、その人らしいアプリケーションを作れるようになります。

料理で言えば、いったん煮物の作り方の基本を学んだならば、次に作るのは鳥と野菜の煮物でも、黒鯛のあらの煮物でもよいわけです。
あとは勝手にしてください。あなたの自由ですよ、と。

セミナー後に受講生にお送りしているフォローアップ動画では、同じ道具と似たような素材を使って

○今日は鳥と根菜の煮付け
○今日は金目鯛の煮付け
○今日は黒鯛のあらの煮付け
○今日は黒鯛のあら汁

…という感じで、別の料理を作る方法をお伝えしているわけです。

それができない人はどうするのかというと、仕方ないから、お総菜屋さんでお総菜を買いあさって机に並べて「これが今日の夕食!」としたり、外食したりするわけです。
それはエクセルで言えば、「めんどうくさい、おいしくない」と不満を言いながらエクセルお仕着せのワークシート関数をこねくりまわして仕事をするとか、「高い、使いにくい」と不満を言いながら人が作ったマクロを動かして仕事をしているようなものです。

> Excel も マクロ も先人が開発したものですし、構築方法に人のクセが出るとはいえ、
> 規則とセオリーがあるもの、つまり、「取り扱う対象が目新しい」わけでは無い

とは、その受講生女史の言葉。

マクロは枯れたスキルです。
とはいえ、くりかえしますけど、それを使う人のアイデアの組み合わせ次第で、その人らしいアプリケーションを作れるわけです。

でも、そこそこ役に立つもので、誰かの(仕事のでもいいですし、プライベートのでもいいです)役に立てればそれでいいんじゃないかな、とも。
少なくとも、自分の役に立てられればまずはそれでよいです。

エクセルお仕着せのワークシート関数をこねくりまわしているよりも、ブツブツ言いながら人からもらったマクロを使っているよりも、よほど楽しいですし、自分のことは自分でやれている、という感触も持てますから。

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