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「予測を立てて、実験をして、結果を評価する」 – Excelマクロ・VBA

2012年11月17日
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「エクセルマクロ達人養成塾」、ブログ担当の大椛です。

前回の「「理数科目を学ぶときの理想の姿」とは? – Excel マクロ・VBA」の続きです。

「エクセルマクロ達人養成塾」のセミナーでは、単にマクロを学べるだけでなく「理系科目の学び方」みたいなところもまとめて学べ、理系的なセンスも身につくという話をしました。

塾長が、いつも言うことがあります。

それは、

「あてずっぽうでもいいから、必ず予測を立てること」

ということ。

「予測を立ててから結果を確認するのと、何も予測を立てないままで結果を確認するのとでは、同じ体験をしたとしても、学びの深さが異なるから」だそうです。

勉強の進め方についてのガイダンスが終わって、セミナー冒頭。
サンプルのエクセルファイルの入ったフォルダを開けるところで、さっそくそれははじまります。

受け取ったサンプルデータの入ったフォルダを開くと、以下のフォルダがあります。

・Donyu
・Enshu
・Kiso
・Mihon
・Normal

このフォルダを開いたところで、受講生全員、マウスから手を離すように、という指示がでます。

そして、ひとりの受講生が当てられて、聞かれます。

塾長: 「ここに、 Donyu, Enshu, Kiso, Mihon, Normal という5つのフォルダがあります…。さて、ここで、キーボードのどれかのキーを押すと、一発で、 『Normal』 というフォルダを開くことができるのですが…。どのキーだと思います?」

ちなみに、正解は、「N」なのですが。。。
(詳しくは、以下のメールマガジンにオマケでついてくるPDF小冊子から)

受講生の方は、5割くらいの確率で、

「わかりません」

と、しれっと答えます。

そうすると、塾長が言います。

「当てずっぽうでもいいから、絶対、何か言ってください!」

予測を立てて、意見表明してからでないと、答えを教えてくれないんですね(汗

「わかりません」と答えた受講生の何割かは、ここでハッと気づいて、

「『N』…ですか?」

と、おそるおそる答えるそうです。

残りの何割かは、「エンター!」とか「タブ」とか、「コントロールキーを押しながらO!」とか、残念ながら不正解なことを言うそうです。

でも、とにかく何かを言い切ってもらいます。

それから、

「実は…。『N」でした…!!さあ、やってみてください!」

と塾長が言って、全員に試してもらいます。すると、「おー!」と、ちょっとした感動の渦が広がります。

塾長曰く、

「当てずっぽうでもいいから、絶対、何か言ってもらう」

というのがポイントだそうです。

受講生自身、何も考えずに答えをもらう場合と比べて、

「なんだか、いつもと違って学びが深い…。」

と実感するようです。(表情が変わります)

「理系科目の習得は、予測を立てて、実験をして、結果を評価することのくり返しだ。」

とは、塾長の弁。

こういう基礎的なところを徹底すると、プログラミングについて学ぶときにも、受講生の取りこぼしが少なくなるそうです。

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