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パソコンスキルの心技体

ニュースが気になって仕事が手につかないとしたら

2011年3月16日
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ジーザス小川です。

今日は、水曜日。週も半ばです。

先週金曜日の大地震、大津波から、もう5日以上経過しています。

そして、今の状況は、まだまだ厳しい限りです。

静岡でまで、大地震が起こってしまいました。

今、東京・渋谷のオフィスでこの記事を書いています。
事務所のある建物は、昨日夕方から、人がかなりいなくなりました。

通勤も簡単ではない状況です。

そして、被災者のみなさん、震災の影響を受けているみなさんには、
心から、お見舞い申し上げます。

原発の状況や、被災地の状況。
電力供給状況について。

いろいろ気になるところではあります。

東証の株価は大きく暴落し、外国人には、日本退避の動きが
でているようです。

ですが、こんなときこそ、僕は、今、経済活動が可能な状況にいるのですから、
日本の復興がいちにちも早く進むよう、可能な限り、通常どおりの
業務を進めたいと思っています。

ところで、今、このメールを読んでいるあなたも、
僕と同様に、仕事に従事しているときかもしれません。

あるいは、家の片付けをしたり、近所の用事をかたづけたり、と
いうことであわただしくされているかもしれません。

そんな状況でも、インターネット上のニュースサイトや、
twitter等の、更新が頻繁なサイト、テレビ等の情報が気になり、
仕事が手に着かなくなっていたりしませんか。

あまりにも頻繁に情報を取りに行ってしまい、
気持ちが悪いニュースから離れなくなってしまってはいませんか。

もしも、あなたがそういう状況にいるようでしたら、
まずは、今は「やるべきこと」に、もう少し意識を集中したほうが
よいかもしれません。

そのためにできる簡単な方法をひとつお知らせしますね。

例えば、twitterが気になってしかたないのであれば、

[1] ボールペンを用意します

[2] メモ用紙を用意します。大きさは、A4用紙の半分の半分くらいで十分です

[3] あなたが、「当面やろうとしていること」を、5~8個くらい書き出します

[4] その紙のいちばん下に、「twitterをチェックする」と、書きます

あとは、「twitterをチェックする」以外に、書き出したことのひとつを選び、
その仕事を終える。

終えたら、横線を引いて、その「当面やろうとしていること」を消す。

それが済んだら、別のひとつを選び、それを終える。

…と、くり返していくだけです。

「twitterをチェックする」以外のすべてが終わったら、
別の紙に、同様に、次の、「当面やろうとしていること」を書き出していきます。

書き出し終わったとき、もしも気が向いたなら、
twitterをチェックしましょう。
そして、すべてが済んだ、「当面やろうとしていること」の紙を捨てます。

twitterをチェックすることにもう気が向かなかったなら、
その場合も、すべてが済んだ、「当面やろうとしていること」の紙を捨てます。

この作業を、淡々とくり返してください。

不思議に、意識が「今やるべきこと」にフォーカスされるようになります。

例えば、僕のメモ用紙には、今、以下の「当面やろうとしていること」が
書き出されています。
(今朝、出勤直後に作成しました)

●片付け
●サラっ見る->しまう(※購入した書籍に関して)
●ever, nozbe確認 (※todoリストを入れているアプリケーションの内容確認)
●△△さん、予定確認(※午後にアポがある人との約束に関連して)
○thinkpad x61準備 (※明日出勤するスタッフを迎え入れる準備)
●DVD決済URLの修正
○エクセルVBA上級講座DVD内容チェック
○△△さん迎え入れ準備
○メールマガジンを書く
○Yahoo!のニュースサイトをチェック

(※ ●は完了し、横線を入れて消したもの。○は未完了 )

人は、悪い知らせには、より強く興味を持ってしまいがちです。
これは、本能的に生存に関わる情報には敏感になってしまうものなので、
仕方のないことです。

しかし、もし今あなたの手元にやるべきことがあるのであれば、
原発の現場で生じるひとつひとつの出来事についての情報、
震災被災者のみなさんの状況についての情報で、
1分、5分、30分、1時間を争って入手しなければならないようなものは、
ありません。

それほどまでに重要な情報であれば、ネットやテレビを頻繁に
確認しないでも、自然に入ってくるでしょう。

中国明代の随筆集「菜根譚」に、以下の一句があります。

“風、疎竹に来たる、風過ぎて竹は声を留めず。
雁、寒潭を渡る、雁去って潭は影を留めず。
故に君子は事来たって心始めて現われ、事去って心随って空し。”

ここで君子の心持ちとして書かれているのは、
それまでのことやその後のことに
とらわれることなく、「今そのとき」を、
激しい感情をともなわずに静かに受け入れ、
そして行うべきことを行う心です。

まだ起こっていないこと、もう過ぎてしまったことに、
心惑わされるより、優先すべきこともあるかもしれません。

あなたが今被災地にはいなかったとしても。
あなたも、今、この状況にあって、
その心持ちを試されているのかもしれません。

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