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ITリテラシーがじわっと上がる、おすすめブログ

2019年2月14日
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今日は、バレンタインデーですね。
実は、研修の仕事をしている先生がたくさんチョコをもらう裏技があります。
それは何かというと…。

「2月14日直前に、リピータ向けのセミナーをやる。それも、なるべく女子ウケするお題目で」
というものです。

僕はやりませんが ヾ(´ー`)ノ


エクセルVBA上級者向けライブラリ“dLib for Excel VBA”。

使い方についての具体的な質問が受講生さんからきました。
質問者の田中宏明さんは、かなりデキる方です。

その質問に前後して、こんなコメント↓も。

あらためて、レベル違いを思い知ることになりましたが、これをきっかけに、更に上のレベルを目指します。

このライブラリ “dLib for Excel VBA”を少し動かしてみて、VBAの奥深さを知ることができました。
職場にVBAを使える仲間をつくれば、ツールづくりをシェアでき、メンテナンスも含めて効率化できると思っていましたが、他人に期待するよりも、自分がこのライブラリを使いこなせるレベルに達することのほうが早道のような気がしてきました。

上級者向けのライブラリですが、動画デモでは、どんなことができるのか?ということについては、中級者くらいの方でも分かるようにはしています。
そこそこの規模のシステムを作るときには、dLibを使う/使わないで、開発にかかる負荷が3倍くらい変わります。
実務でガンガン使ってもらえたらうれしいです。

もしまだ動画を見ていないようでしたら、見慣れた道具の裏側にどんな世界観があるのか?どんな世界があるのか?
見てみてください。

↑このリンクからすぐに動画閲覧可能です。さきほどの田中さんとのやりとりも見られます。
また、ログインすれば、誰でもdLibをダウンロード可能です。


「見慣れた道具の裏側にどんな世界観があるのか?どんな世界があるのか?」という話つながりで…。
今日は、僕が長年フォローしているブログをひとつ紹介します。

この方のプロフィールについてはWikipedia等で調べていただければですが…。
ひとことで言うと:

  • IT技術にムチャクチャ詳しくて
  • IT技術周辺の法律にムチャクチャ詳しくて
  • 弁が立つ
  • それ系の独立行政法人の、中の人

という、とてもトンガッた人です。

ちょうど、昨日、新しい記事を上げられていました。

どういうことか?というと:

  • 総務省が、lotデバイス(ネットに簡単に接続できる小さい機械部品とか)でセキュリティ対策が不十分な機器を検出する取り組みをしている
  • 具体的には、id, pwdが工場出荷状態からパスワード変更されていないようなデバイスを見つける
  • そのために、その手のid, pwdでのlot機器への接続に次々にトライしている
  • で、マスコミをはじめいろいろなところから、「不正アクセスじゃないか?」と言われている

ところが、読み進めると分かりますが、実は、インターネットにつながっているデバイスに、工場出荷時共通初期id, pwdで接続することは、法的も問題はない、法の趣旨的にも問題はない。

…と、そこだけとりあげて考えるなら、マスコミの言う、「総務省のやっていることは、不正アクセスじゃないか?」というクレームは言いがかり。

しかし、さらに掘り下げると、そこには、「アクセス方法によってはグレーかも」とか、「検査の仕組みによってはグレーかも」とか、いろいろあり…。
さらには、法整備時の不備もあり…。

…と、そんな話が展開されています。

そのほか、最近の記事を少し挙げると:

  • 業界の信用を傷つける思想を開陳したトレンドマイクロ社にセキュリティ業界は団結して抗議せよ
    https://takagi-hiromitsu.jp/diary/20181031.html#p01
    トレンドマイクロがApple Storeで出していたアプリが(セキュリティ対策ソフトでもないので)利用者の通信を傍受しまくっていた。
    Apple Storeを締め出されてからトレンドマイクロがその通信傍受の正当性を謳う声明を発表したが、かなり無理がある…どころか、その理論構成がひどすぎる。
  •  

  • 懸念されていた濫用がついに始まった刑法19章の2「不正指令電磁的記録に関する罪」
    https://takagi-hiromitsu.jp/diary/20180610.html#p01
    ウェブページに仮想通貨のマイニングをするためのスクリプトを埋め込んだ少年が警察に逮捕されたんだけど、法的には何がまずいの?
    「利用者が意図しない動作をすること」がNG要件なら、昔のMSオフィスのイルカとか人のPCのメモリをやたらに食うフラッシュ広告はなんで野放しで、あの子だけ逮捕されるの?
  •  

  • 優良誤認表示の「通信の最適化」(間引きデータ通信)は著作権侵害&通信の秘密侵害、公正表示義務を
    https://takagi-hiromitsu.jp/diary/20180504.html#p01
    通信量が多いときに、ソフトバンクとかmineoとかの通信事業者が、通信軽減のため、利用者の通信を傍受し、画像ファイル等を勝手に加工することがある。
    それって、著作権の侵害かつ、通信の秘密の侵害。
    しかも、それを「通信の最適化」って、優良誤認表示も甚だしい。

…と。

読んでいると、セキュリティ対策ソフト制作会社であろうと、警察であろうと、裁判所であろうと、通信事業者であろうと、総務省であろうと、マスコミであろうと、みんなけっこうムチャクチャなんだな、ということが分かってきます。

文字ばっかりで読むのに気合いの必要なサイトですが。

  • ITリテラシーが高い方
  • ITリテラシーがまあまあある方

だけでなく、

  • ITリテラシーが低い方、ITにめっさ弱い方…いわゆる、「情報弱者」な方

にもおすすめです。

チンプンカンプンなところは、読み飛ばしてもOKです。
「分からないなりに、雰囲気だけ感じる」でもOK。

正直、僕も、この人の言うことは、ガッツリとは理解できてないです。

実は、こういう何を言っているのか分からない媒体というのは、読んでて分からなくてもよいのです。
特に、マトモなことを言っている専門家のあり方とか考え方とかが露出している場にいることがまずは大切です。
大衆をミスリードするためにウソ八百を並べている人ではなく、ホンモノが提供しいる場にいること。

IT「リテラシー」というのは文字通り言語能力なので、獲得のために最初に必要なことは、訳分からなくてもとにかく聞くことです。

日本人が日本語を獲得するときと同じです。

「さっぱり分からなくても、聞きこぼしても、勘違いしてしまっても良いから、イヤにならない範囲でとにかく触れる」ということをしていると..。
ある日、「あれ?この人が何が言いたいことが以前より分かるようになっているぞ」と思える日が来ます。

プログラミング言語でも自然言語でも「ITリテラシー」でもそうですが…。
言語能力の向上に必要なのは、単語の意味を細かく覚えること以外に、そういう、「分からないなりに、接することで、あり方なり何なりを感じ取る」ことの積み上げでもあります。

そして、そういう積み上げが、あなたのスキルをじわっと向上させてくれます。

僕のメルマガも、何を言っているのか分からなくてOKです。
「dLib」も、「何?これ?何がしたいのか、さっぱり分からん ヾ(´ー`)ノ」ということでOK。
今は分からないことについては分からないなりに聞き流してください。

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