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パソコンスキルの心技体

初心者が仕事でマクロを書くとき心がけたいこと

2014年6月9日
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エクセルマクロ・VBA達人養成塾 小川です。

初心者が仕事でマクロを書くとき心がけたいことをいくつか書きます。

  • 元データの整形からはじめること
    いきなりマクロを書きはじめないで、まずは作業対象のデータをざっと見てみましょう。
    ひと手間書けてから料理しましょう。
    元データを整形することはレポートの作成を簡単にします。
    手作業でも、「元データを整形するマクロを作り、それを実行する」でもよいです。
  • 成果物をなくべく簡単にすること
    言われたとおりの報告書を作ろうとはせず、まずは、自分がマクロ化しやすいレポートになるよう、レイアウトを調整しましょう。
    そして、「このフォーマットでもよいですよね」と、依頼者の許可を取ります。
    (たいてい取れます)
    たとえば、明細書を印刷するとき、発注元から以下のような構成案をもらったとします。

    ヘッダー(1行目から5行目)
    明細データ(7行目から。何行あるかは取引先によって異なる)
    フッター(27行目から、5行分。ただし、明細データが20件を越えたときはもっと後ろになる)

    この構成では、明細の行数次第でフッターの位置を移動させる、というロジックが必要になります。
    それでは面倒なので、以下のような構成にします。

    ヘッダー(フッターに入れていたはずの内容も含めてしまう。10行)
    明細データ(12行目から。何行あるかは取引先によって異なる)

  • マクロでカバーする範囲を狭めること
    A, B, Cという業務工程のとりあえずBだけで満足する、Bでも、データの形式がおかしいかどうかのチェック機能はあとまわしにする、等々。

初心者の方で、特に完璧主義的傾向のある方はこういう工夫を提案するといやがります。
ですが、上級者でもこういうことは普通にしています。
というかむしろ、上級者ほどこういうことをどんどんやる傾向にあります。
「彼らがプログラムを書くのが早いのは、プログラムを書く以前のところで、楽するための努力をしているからだ」と思っておいてください。

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