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パソコンスキルの心技体

書いたプログラムをきっちりテストする習慣を持つだけで、連動していろいろな能力が向上します

2014年3月7日
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こないだある人と話をしていたときに話題になったのですが。

しっかりテストをできる人って、実はかなりスペック高いと思います。

テスト項目表に沿って淡々と仕事をするだけの人じゃだめです。
「言われたことをすればよい」だと、それはこのリンクの先のページにある表で、「仕事で心がけること」の項目がレベル1の人。「地頭」のレベルがちょっと痛い人。

じゃなくて、クオリティの高い仕事をできるテスターさんて、たとえばこんな能力を持っている人↓。

○ヒアリング
忙しがっている日本語の苦手な技術者からイイタイコトを聞き出さなくてはならない。かなりレベル高い。

○仕様の把握
何を目指した実装なのか?とか、そういうことを感じ取れないと。

○場の雰囲気を感じる
コードを見て書いた技術者の雰囲気が分かるか?
テストを持ち込んできたプログラマーの声の調子や雰囲気から、どの程度信頼できそうか見当がつくか?

○テスト計画の再設定
MECE(不足なく重複なく)に作業できる計画を立てられるか?

○テスト範囲の設定
時間内に終わるテスト範囲は?雰囲気で見極められるか。

○優先順位、重点項目の設定
どこが怪しそうか?そうでないか?
変更についての説明や場の雰囲気からどう感じられるか?
どこから掘っていくか?あたりをつけてテストしていけるか?

○技術の正確さ
効率よくテストできるための技術レベル

○仕組み化・効率化
効率よくテストするための導線作りとか

○柔軟性
テストを進めていての感触から、臨機応変に後の実行項目について検討できるか

○影響範囲の調査をどこまでできるか
どんな問題がどこまでに影響するか?この問題の上流はどこ?
信頼おけるのは何?おけないのは何?見極められるか?

○傾向をとりまとめられるか
ざっくりどういうことが起こっているのか?を想像できるか?
例えば「胃が痛い」として、それは本当に胃なのか?胃だとしても、胃で起こっている何かが原因なのか?みたいなことをイメージできるか。

○状況を別表にまとめられるか
与えられたテスト項目表を元に作業をしていたとしても、無意識にもうひとつ別の表が頭の中にできあがる。

○報告を簡潔手短にかつ不足なくできるか
報告する際には、見せる表は提供されたテスト項目表だが、伝えたい情報は頭の中にある情報を元に話をする。

ここまで気をつけて仕事をできる人だったら、プログラマーとかに比べるとITの専門知識は弱いかもしれないけど、この表の「地頭のレベル」は2か3くらいには行っています。

非IT業界でこういうことを自分の仕事できちんとできる人がいたら、「ヒエラルキーの低い存在」どころか立派なエース候補でしょう。
IT業界でも、こういう人はすぐに仕事の種類も変わります。

ということで。
プログラムの動作テストからも、学べることはたくさんあります。

僕としては、エクセルVBAので書いたプログラムをテストするときにも、上記のようなことはなんとなく意識しておいてもらいたいです。
書いたプログラムをきっちりテストする習慣を持つだけで、連動していろいろな能力が向上します。

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