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ウメボシのジレンマ

2011年8月13日
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「ウメボシがあなたの目の前にあることをイメージしてみてください」

イメージ力について語るセミナーでよくある言葉。

参加者がみな、ウメボシを頭に思い浮かべる。

「ウメボシをイメージできた人、手を上げてください。」

すべての人の手があがる。

「そして、そのウメボシを、口に入れます…。舌の上で、転がします…。」

参加者がみな、その様子を頭に思い描く。

「口の中で唾液が出た人、手を上げてください。」

ほぼ、すべての人の手があがる。

このとき。

すべての人が同じ体験をしたのだろうか。

実は、そうではない。

ここで、参加者のうち、隣同士の2人に声をかける。

「Aさん、Aさんがイメージしたウメボシ、どんなウメボシだったか、
説明できますか?」

Aさんは、「はい」と答える。

そして、Aさんにさらに問いかける。

「それでは、Aさん、Bさんがイメージしたウメボシ、どんなウメボシだったか、
説明できますか?」

Aさんは答えます。「分かりません」

つまり。

同じように「ウメボシを思い浮かべました」「よだれがでました。」と
答えたとしても、各人の脳の中で起こっていることは、まったく違う。

あの人の脳の中では、あなたの脳とはまったく違うできごとが
起こっているのかもしれない。

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