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「子供の成績は、お母さんの言葉で9割変わる!」を読了した。

2010年3月22日
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前回このブログで紹介した、「子供の成績は、お母さんの言葉で9割変わる!」を読了した。

前回のブログ: http://d.hatena.ne.jp/juku-cho/20100312/1268386394

「子供の成績は、お母さんの言葉で9割変わる!」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/447800952X/konesweb0f-22/

期待していた通りの内容だった。

「子供の成績は、お母さんの声がけで決まる」

まったくその通りだと思った。

子供は、大人のいうことをあっさり信じてしまう。
それが、その子自身に対する評価があってもだ。

あなたにはできると言われたことはあっさりできると信じるし、あなたにはできないと言われたことはあっさりできないと信じる。

そして、そんな信念をもって行動した結果というフィードバックを受けて、ますますその信念を強くしていく。

人間はそうやって作られる。もっと言えば、子供のこれ出来上がったそういう信念を強化していくうちに出来上がったのが人の人生というものだ。

セミナーの成果を上げるための試行錯誤をいろいろしているうちに、「どうも、短期間で成果のあがる受講生と成果が上がるまでに時間のかかる受講生との差は、その受講生の子供の頃出来上がった信念のようなものが影響しているようだ」というところに思い至り始めた小川としても、読んでいていちいちしっくりくる内容だった。

本の前半で紹介されている「はぐくむ言葉」と「つみとる言葉」については、本当に、誰にでも注意してもらいたい。

「はぐくむ言葉」の例:
○時間どおりにできたね
○そうだよね
○片付けられたね
○うまくいってよかったね

「つみとる言葉」の例:
○早くしなさい!
○集中しなさい!
○いい加減にゲームをやめなさい!
○あなたにいくらかかっていると思っているの!

(もちろん、まだまだあります)

というか、読んでてうらやましくなりました。。。

小川自身は、子供時代の印象として「つみとる言葉」ばかりを受けていたように思います。。
(だから僕は中学受験失敗したのか?!などと思ってみたり… orz )

小川の場合は、運良く高校3年生の春に受けた模擬試験でメチャクチャ成績が良かったことがあり、それだけを根拠に「やれそうな気がする」と思い込んで結果として大学受験で結果を出せたが。

しかし、本人が言うのも何だが、まわりに信頼されていない状況で自分の可能性を信じ切れるというのは容易なことではない。
(高校3年の秋にあった三者面談で第一志望に「東大理科二類」と書いた紙を渡したときの、担任の態度が今でも忘れられない… ヾ(´ー`)ノ )

子供の頃に自分を信じる習慣をつけさせるほうが、その子にとって、その後の人生が楽だ。
好ましい性格も学歴も健康も体力も、その子が「自分を信じる」ということができたことの延長でしかない。

お子さんの将来を思う方には、「子供の成績は、お母さんの言葉で9割変わる!」を読んでもらいたいものだ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/447800952X/konesweb0f-22/

そのほか、勉強のノウハウとかそういうところについては、

○リビングテーブルには一輪挿しを。
○時間の区切りではなく、行動の流れを作る
○目標をクリアしたら、みんなでお祝いを

このあたりは、重要なポイントだと感じられた。

特にひとつだけをあげると、「時間の区切りではなく、行動の流れを作る」、これ、すごい大事なことで。

子供もあれやこれやで忙しいように、大人もあれやこれやで忙しい。

そんな中、「やるべきで、かつやりたいこと」を確実に行うには、「夕食のあと、歯磨き、そのあとお風呂」のような感じで、「○○の行動のあとは○○」というような流れを作るのが簡単だ。

人間は本来、時計にあわせて行動するようにはできていない。
だから、「塾にいる時間」みたいな外にいるときはともかくとして、家にいるときには、あまり「8時15分から勉強!」とか、厳格に決めてかからないほうが良い。

それよりも、行動の流れを作ってあげて、あとは、その流れに乗って気持ちよく動いているうちにすべてが完了する、という感じにしたほうが、ストレスが少ない。
「くつろいでいるついでに、好きな勉強をする」という感じだろうか。

家庭にできることは、行動しやすくなるような環境を作ったり、安心して勉強できるような状態を作ってあげることなのだろう。

あと、「これは!たしかに!」と思ったのは、

「作文ができる子は、算数も理科も社会もできる」

という項目。

これも、まったくそのとおり。。。

大人になってからの勉強で非常に大事なのは、「自分が何を知りたいのか」を、相手に伝わるように自分の言葉でちゃんと表現できること。

世の中、この能力があれば、答えは自ずから見つかるようになっている。

だが、自分が欲しいものが何なのかを明確に表現できれば、ピンポイントなものが手に入るし、あいまいだと、粗悪品を渡されるようになっている。

小川は、西角さんとは教えている対象の世代が違うのだが。
このあたりのことを、もう少し明確に伝えるための努力を小川もしていきたいと改めて思った。

「子供の成績は、お母さんの言葉で9割変わる!」
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